保育についてRhythmic exercises/Roll mat
リズム遊び・ロールマット
リズム遊び
リズム遊びは、血液の流れを良くし、脳を活性化させる効果があります。脳中枢神経の発達は6歳頃までに大人の約90%に及ぶと言われ、乳幼児期に運動神経と感覚神経、両方の発達を促すこのリズム遊びを毎日行うことで子ども達の健やかな発達の可能性を拓いていきます。
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開脚
毎日行うことで柔軟性を培い、しなやかでケガをしにくい身体をつくって働きをたすけていきます。
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両生類のようなハイハイ
指先が足の親指まで自らコントロールできるようなリズムの動きから脳へ働きをたすけていきます。
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どんぐり
ピアノの音に合わせて足親指を意識しながら寝返り運動を行います。腰の柔軟性と「聞く力」を育てるリズムです。
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ブリッジ
全身のしなやかさと腕の力を育てます。
- リズム遊びのために、ホールの床はやわらかい檜の木を使用しています。
- 床の木の感触を感じられるよう素足で行います。靴や靴下を履いていては思い切り走ることができないからです。
- リズム遊びの種類・順序・長さ・早さは、子ども達の成長を日々観察している保育士が決めます。
- リズム遊びは褒め合いの場です。
マット遊び
ロールマットとは、ロール状にしたマットの上にうつぶせや仰向けで寝て、職員の手のひらを使い、身体の緊張をゆるめていく遊びのことです。マットの上で身体の緊張をゆるめることで、身体のゆがみの軽減や脱力を促すことができ、マットから回転することによって全身の血流を良くするものです。札の元保育園では毎日行っています。
- うつぶせの場合
- ・脱力しているか
- ・背骨がまっすぐか
- ・足や腕の長さは同じか
- ・緊張の入り具合
- ・筋肉の硬さ柔らかさ
- おりる時
- ・両手が反射で出るか(パラシュート反射)
- ・頭や顎をひいているか
- ・両足を揃えて立ち上がれるか(5歳以上)
このようなチェックをしながら行っていきます。
- あおむけの場合
- ・脱力しているか
- ・鎖骨の下に凝りはあるか
- ・手のひらが開いているか
- おりる時
- ・両手のひらが下のマットについているか
- ・両足の親指が立つか
- ・両足揃えて着地し立ち上がれるか
このようなチェックをしながら行っていきます。
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01背中の盛り上がりはどうかな?
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02左右の差はないかな?
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03背中全体をほぐしながら脱力を感じさせていきます。
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04股関節の動きをほぐします。
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05発達の弱さがある子にはお手伝いします。
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06足の親指をしっかりつけ身体を支えられるかな?