当園についてintroduction
札の元保育園の理念と教育方針
札の元保育園の理念
カタカナの『ヒト』とは、ヒト科霊長類の人間よりも
未成熟な存在をわかりやすく表現するために
『ヒト』と使っています。その『ヒト』である子どもたちが、
よく遊び、よく食べ、良く寝る子として育ち、
実践活動を通じ、やがて自己肯定感を抱けるまでの
人間に成長する。その土台づくりをサポートする保育。
それを大切にしているのです。
教育・保育・療育の指針
- ・ヒトの進化を理解し、科学する心
- ・自然から学ぶ
- ・子供から学ぶ
- ・地域との関わりの中で、故郷を愛する心や地域の文化を知る
『ヒトの子を人間に育てる』保育のために大切なこと
札の元保育園の子供たちのとことん遊ぶ姿からは、生きる力を育てる根っこが、あちらこちらに張りめぐらされているということを私たちに感じさせてくれます。
その根っこの先には、「自然を感じる力」「人と関わる力」「違いを受け止める力」「自分を好きになる力」「集中力」「やさしさ」などがあり、遊びの中で何年もかけて根っこから吸い上げてやがて大きな樹になります。
札の元保育園の子供たちは水・土・砂にまみれ、草や木々や風とたわむれ、野山をかけまわり、心と身体をはずませて本物に触れてきた子どもたちです。
思春期・成年期の心身を支える土台は、0歳から6歳の乳幼児期の育ちにあります。
西都市のたくさんの大自然を教科書にして「生きる力」(社会性・文化性・人間性)を食・寝・遊の生活を基本として大切に育てています。
そんな毎日を過ごしてきた『人間』が、やがて大きくなって人生の岐路に立ち、どちらの道を選ぼうか迷ったときには「こんな幼少期を過ごしてきた自分だから大丈夫」と自信を持って一歩前に踏み出す人間になってもらいたい。
これが札の元保育園の「ヒトの子を人間に育てる」保育です。
札の元保育園が実践しているコト
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1感覚を養う遊び
リズム遊び、ロールマット、素足の活動などにより全身を動かし、運動神経や感覚神経と脳の発達を促していきます。
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2本物の体験
テレビからではなく、水、太陽、土、虫、動物、自然の樹木、草木など、広い空間で本物の体験と遊びを満喫します。
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3集団での遊びの中で
コミュニケーションと思いやる心を養う人との関わりを大切にし、人間性・社会性を豊かにしていきます。
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4考える力・自立性を養う
自分たちでできること、自分でやれることの大事さや喜びを培い、個々を自立させ生きる力を育んでいきます。